【鈴木鋭智(ミニマル思考カフェ)】 バックナンバー
日時 | タイトル |
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2018/09/08(土) 12:20 | 大事なことほど書き忘れる【ミニマル思考カフェ】 |
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◆ミニマル思考カフェ◆
<2018.9.8号 Vol.0012>
大事なことほど書き忘れる
鈴木鋭智オフィシャルサイト
http://suzukieichi.com
※配信停止はこちらから→ https://twelfth-ex.com/dm/114696/1/
────────────────────────────
■〈1〉大事なことほど書き忘れる
■〈2〉編集後記&お知らせ
────────────────────────────
こんにちは。
鈴木鋭智です。
本メルマガは
『何を書けばいいかわからない人のための 小論文のオキテ55』、
『ミニマル思考 世界一単純な問題解決のルール』
の著者、鈴木鋭智が
書いたり、喋ったり、子育てしたりの日々の中で
気づいたり、考えたりしたことを
ゆる〜く、軽〜くお伝えします。
────────────────────────────
■〈1〉大事なことほど書き忘れる
────────────────────────────
「明らかに表現のミスが多い文章」や
「関係ないことが並んでちぐはぐな文章」というのは
その場でザクザク直せます。
でも、
「とりあえず内容はわかるし、特にダメな点はないんだけど、
そんなに刺さらない文章」というのは、
紙の上だけでは直せないんですよね。
書いた本人からいろいろ聞き出す必要があります。
ある部品メーカーの方。
《創業何年で、工場がどこにあって、削り出す技術がこうこうで、その部品の種類は何百あって・・・》
「これは取引先や営業先に読んでもらう文章ですか?」
「いえ、一般の人に会社のことを知ってもらう文章を想定して書きましたけど」
その割には・・・冒頭から専門家しか読めない感じですよねえ。
「ところで、その部品ってどこで使われてます? 一番有名なとことか、すごいとことか」
「トヨタのエンジンとか、あとハーレーダビッドソンとか・・・」
「ハーレー?! マジっすか?! それ、最初に書きましょうよ!」
《ハーレーのエンジンに使われるこの部品。弊社のこういう技術で作られています。》
こっちの方が、一般の人が食いつきますよね。
人は大事なことほど書き忘れるんです。
読み手にとっては面白くて価値のあることなのに、
書き手にとっては日常のことなので、
せっかくの価値に気づかずスルーしてしまう。
だから、書き手にいろいろ聞いて
価値のあるネタを掘り起こす必要があるわけです。
紙に赤入れするだけではここまでできないんです。
書き手と添削者が対話して初めて、
文章は化けるんです。
────────────────────────────
■〈2〉編集後記&お知らせ
────────────────────────────
これから新刊の三校(最後の校正)に入ります。
もうすぐ完成です。
表紙はまだできていませんが。
《新刊のおしらせ》
◆9月下旬発売予定
『採点者の心をつかむ 合格するプレゼンテーション・面接・集団討論』(かんき出版)
https://amzn.to/2M359U3
【ご意見・ご感想】お待ちしております。
http://suzukieichi.com/contact/
【バックナンバーはこちら】
http://analyst-ex.com/bkn114696/1/
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発行元 : 鈴木鋭智事務所 http://suzukieichi.com
発行責任者:鈴木鋭智
(C)Copytight 2018 eichi suzuki
記載事項の著作権は当方に帰属します。無断転載・流用はご遠慮ください。
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『ミニマル思考 世界一単純な問題解決のルール』
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「明らかに表現のミスが多い文章」や
「関係ないことが並んでちぐはぐな文章」というのは
その場でザクザク直せます。
でも、
「とりあえず内容はわかるし、特にダメな点はないんだけど、
そんなに刺さらない文章」というのは、
紙の上だけでは直せないんですよね。
書いた本人からいろいろ聞き出す必要があります。
ある部品メーカーの方。
《創業何年で、工場がどこにあって、削り出す技術がこうこうで、その部品の種類は何百あって・・・》
「これは取引先や営業先に読んでもらう文章ですか?」
「いえ、一般の人に会社のことを知ってもらう文章を想定して書きましたけど」
その割には・・・冒頭から専門家しか読めない感じですよねえ。
「ところで、その部品ってどこで使われてます? 一番有名なとことか、すごいとことか」
「トヨタのエンジンとか、あとハーレーダビッドソンとか・・・」
「ハーレー?! マジっすか?! それ、最初に書きましょうよ!」
《ハーレーのエンジンに使われるこの部品。弊社のこういう技術で作られています。》
こっちの方が、一般の人が食いつきますよね。
人は大事なことほど書き忘れるんです。
読み手にとっては面白くて価値のあることなのに、
書き手にとっては日常のことなので、
せっかくの価値に気づかずスルーしてしまう。
だから、書き手にいろいろ聞いて
価値のあるネタを掘り起こす必要があるわけです。
紙に赤入れするだけではここまでできないんです。
書き手と添削者が対話して初めて、
文章は化けるんです。
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■〈2〉編集後記&お知らせ
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これから新刊の三校(最後の校正)に入ります。
もうすぐ完成です。
表紙はまだできていませんが。
《新刊のおしらせ》
◆9月下旬発売予定
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