【鈴木鋭智(ミニマル思考カフェ)】 バックナンバー
日時 | タイトル |
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2018/10/03(水) 12:20 | 一周回って公文式にたどり着いた話【ミニマル思考カフェ】 |
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◆ミニマル思考カフェ◆
<2018.10.3 Vol.0037>
一周回って公文式にたどり着いた話
鈴木鋭智オフィシャルサイト
http://suzukieichi.com
※配信停止はこちらから→ https://twelfth-ex.com/dm/114696/1/
────────────────────────────
■〈1〉一周回って公文式にたどり着いた話
■〈2〉編集後記&お知らせ
────────────────────────────
こんにちは。
鈴木鋭智です。
本メルマガは
『何を書けばいいかわからない人のための 小論文のオキテ55』、
『ミニマル思考 世界一単純な問題解決のルール』
の著者、鈴木鋭智が
書いたり、喋ったり、子育てしたりの日々の中で
気づいたり、考えたりしたことを
ゆる〜く、軽〜くお伝えします。
────────────────────────────
■〈1〉一周回って公文式にたどり着いた話
────────────────────────────
以前、中学生対象の塾を手伝ったことがあります。
その塾のコンセプトは
「代ゼミの有名講師が中学生を相手に本気の授業をやる(この贅沢感)」
というものでした。
国語の私を含め、全科目現役の代ゼミ講師です。
で、
代ゼミ講師陣の「すごい講義」で中学生たちの成績が上がったかというと・・・・
上がらないんですよ(笑)
教室では話をよく聞いてくれるし、答えさせると理解はしている。
でも、学校のテストで点数が取れない。
生徒の答案を見てみると・・・
わかるはずなのに、問題をちゃんと読んでいないために
問われたことを勘違いしていたり、
条件を見落としていたり。
「ちゃんと読めばわかる」レベルの失点ばかりだったんです。
塾の授業で対話するとちゃんと考えるのに、
学校のテストになるとちゃんと読まない。
読解力と集中力と好奇心と意欲はつながっています。
目の前のプリントにがっつり取り組む姿勢と意欲があれば
注意深く読むようになるものです。
そこで、私の授業だけ実験をしてみました。
私からの講義は一切やめて、生徒には問題をやらせる。
見開き2ページやったら持ってきて、
正解には◯をつけ、不正解の問題は席に戻ってもう一度考えさせる。
何度目かで全問◯がついたら、次のページへGO!
不正解で突き返されると、さすがに注意深く読んで考えようとするんですね。
しかも「あいつの方が先に進んでる!」というのが競争意識を駆り立てるんですよ。
シーーーーーーーンとした教室で黙々と問題に取り組むという、
この塾では見たことのない光景になりました。
そして、次のテスト・・・を待たず、
普段のプリントで既に成果が出ました。満点続出です。
もちろん次の定期テストでも、お母さんたち驚き&大喜び。
代ゼミ講師の講義、いらなかったんです。
必要なのは、子どもたちがプリントにのめり込む仕組みだったんですよ。
そこで気づいてしまいました。
これって、公文式じゃない?
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■〈2〉編集後記&お知らせ
────────────────────────────
西武ライオンズ優勝で、
系列店では松崎しげるの歌が鳴り響いています。
「ラーイオーーンズ、ラーイオーーンズ、
ラーイオーーーーーーーンズ♪」
のあと、
「ミラクル『顔面』 奇跡を呼んでーーー♪」
に聞こえません?
家内は「ミラクル概念」だと思っていたそうです。
正しくは「ミラクル元年」なんですね。
《新刊のおしらせ》
◆近日発売予定
『採点者の心をつかむ 合格するプレゼンテーション・面接・集団討論』(かんき出版)
https://amzn.to/2M359U3
《セミナーのお知らせ》
◆2018年11月1日(木) 10:00~ 13:00
SMBC定額制セミナー「報連相に強くなる ロジカルコミュニケーション」
https://bit.ly/2wO4UYa
◆2018年11月1日(木) 14:00~ 17:00
SMBC定額制セミナー「仕事の評価と成果を上げる ロジカル文章術」
https://bit.ly/2MThI9y
【ご意見・ご感想】お待ちしております。
http://suzukieichi.com/contact/
【バックナンバーはこちら】
http://analyst-ex.com/bkn114696/1/
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発行元 : 鈴木鋭智事務所 http://suzukieichi.com
発行責任者:鈴木鋭智
(C)Copytight 2018 eichi suzuki
記載事項の著作権は当方に帰属します。無断転載・流用はご遠慮ください。
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というものでした。
国語の私を含め、全科目現役の代ゼミ講師です。
で、
代ゼミ講師陣の「すごい講義」で中学生たちの成績が上がったかというと・・・・
上がらないんですよ(笑)
教室では話をよく聞いてくれるし、答えさせると理解はしている。
でも、学校のテストで点数が取れない。
生徒の答案を見てみると・・・
わかるはずなのに、問題をちゃんと読んでいないために
問われたことを勘違いしていたり、
条件を見落としていたり。
「ちゃんと読めばわかる」レベルの失点ばかりだったんです。
塾の授業で対話するとちゃんと考えるのに、
学校のテストになるとちゃんと読まない。
読解力と集中力と好奇心と意欲はつながっています。
目の前のプリントにがっつり取り組む姿勢と意欲があれば
注意深く読むようになるものです。
そこで、私の授業だけ実験をしてみました。
私からの講義は一切やめて、生徒には問題をやらせる。
見開き2ページやったら持ってきて、
正解には◯をつけ、不正解の問題は席に戻ってもう一度考えさせる。
何度目かで全問◯がついたら、次のページへGO!
不正解で突き返されると、さすがに注意深く読んで考えようとするんですね。
しかも「あいつの方が先に進んでる!」というのが競争意識を駆り立てるんですよ。
シーーーーーーーンとした教室で黙々と問題に取り組むという、
この塾では見たことのない光景になりました。
そして、次のテスト・・・を待たず、
普段のプリントで既に成果が出ました。満点続出です。
もちろん次の定期テストでも、お母さんたち驚き&大喜び。
代ゼミ講師の講義、いらなかったんです。
必要なのは、子どもたちがプリントにのめり込む仕組みだったんですよ。
そこで気づいてしまいました。
これって、公文式じゃない?
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西武ライオンズ優勝で、
系列店では松崎しげるの歌が鳴り響いています。
「ラーイオーーンズ、ラーイオーーンズ、
ラーイオーーーーーーーンズ♪」
のあと、
「ミラクル『顔面』 奇跡を呼んでーーー♪」
に聞こえません?
家内は「ミラクル概念」だと思っていたそうです。
正しくは「ミラクル元年」なんですね。
《新刊のおしらせ》
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『採点者の心をつかむ 合格するプレゼンテーション・面接・集団討論』(かんき出版)
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◆2018年11月1日(木) 14:00~ 17:00
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https://bit.ly/2MThI9y
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