【社労士】合格マニュアルメールマガジン バックナンバー
| 日時 | タイトル |
|---|---|
| 2025/03/07(金) 19:00 | 【社労士】未知の内容の出題への対処 |
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
合格マニュアル メールマガジン
2025.3.7号
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
こんばんは。
社労士試験合格アドバイザー/
受験講師の河西です。
今週も先週に引き続き、過去問を実例として
知らない内容が択一式試験の問題の選択肢に
ある場合の対処を考えてみたいと思います。
早速ですが、次の問題(選択肢)の正誤を
少し考えてみてください。
【問題】
適用事業所が日本年金機構に被保険者資格
喪失届及び被保険者報酬月額変更届を届け
出る際、届出の受付年月日より60日以上
遡る場合又は既に届出済である標準報酬月額
を大幅に引き下げる場合は、当該事実を
確認できる書類を添付しなければならない。
(健保R2-10-B)
この選択肢は、正しいものを探す問題として
出題されたものの1つです。
誤りの記述で、これは正解肢になりません。
過去問題集の解説には、【以前に必要だった
この添付書類は、現在では添付不要とされて
いる】旨の説明がされているかと思います。
「知らんわ!」って話ですよね(笑)?
先週取り上げた問題と同じく、今回の問題も
試験会場で自身の保有知識からすぐに正誤を
判断できた方は少なかったものと思います。
正しいものを探す問題では、4つの選択肢が
誤りですから、その誤りを全て発見できれば
正解選択肢が消去法で浮かび上がります。
しかし、4つの誤りの中に
1つでも正誤判定のできないものがあれば、
この方法での正解選びはできなくなります。
「この選択肢は絶対的に正しい。」と
ストレートに言い切るのは難しいものです。
さて、ここで考えたいことは、このような
正誤判定の不明な選択肢が、正解の選択肢に
なりうるものか?ということです。
この問題ではそうはなっていませんよね。
結果として、この選択肢は「知らない」と
無視して解答して良かったということです。
勿論、知らない選択肢の全てが正解になる
ものではないということではありません。
ただ、仮にそれが正解になったとしても、
「これは失点しても仕方のない問題だった」
と諦めがつくのではないでしょうか?
試験に限った話ではありませんが、
自分の知らないことを正しいと信じることは
警戒心などからあまりしないと思います。
しかし、試験という緊張する場面では、
このことがなぜか行われてしまうのですね。
「これは、自分がただ知らないだけの正しい
ことなのだろう。」という推量を元にして、
根拠もなく解答を選んでしまうのです。
ここは1つ、「試験では知っている知識だけ
を元にして解答する。」という自分の中での
ルールを厳密に設定しましょう。
そのために、まずはその知っている知識を
増やし、正確なものにすることが必要です。
基本&頻出事項の学習を飽きても尚繰り返す
ということを今後ぜひ実践してください。
試験では、極めて実務的な細かい内容が出題
されることもありますが、そうした選択肢を
冷静にスルーできるようにしたいですね。
今回も最後までご覧いただき、
ありがとうございました。
+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:+:-:
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知らない内容が択一式試験の問題の選択肢に
ある場合の対処を考えてみたいと思います。
早速ですが、次の問題(選択肢)の正誤を
少し考えてみてください。
【問題】
適用事業所が日本年金機構に被保険者資格
喪失届及び被保険者報酬月額変更届を届け
出る際、届出の受付年月日より60日以上
遡る場合又は既に届出済である標準報酬月額
を大幅に引き下げる場合は、当該事実を
確認できる書類を添付しなければならない。
(健保R2-10-B)
この選択肢は、正しいものを探す問題として
出題されたものの1つです。
誤りの記述で、これは正解肢になりません。
過去問題集の解説には、【以前に必要だった
この添付書類は、現在では添付不要とされて
いる】旨の説明がされているかと思います。
「知らんわ!」って話ですよね(笑)?
先週取り上げた問題と同じく、今回の問題も
試験会場で自身の保有知識からすぐに正誤を
判断できた方は少なかったものと思います。
正しいものを探す問題では、4つの選択肢が
誤りですから、その誤りを全て発見できれば
正解選択肢が消去法で浮かび上がります。
しかし、4つの誤りの中に
1つでも正誤判定のできないものがあれば、
この方法での正解選びはできなくなります。
「この選択肢は絶対的に正しい。」と
ストレートに言い切るのは難しいものです。
さて、ここで考えたいことは、このような
正誤判定の不明な選択肢が、正解の選択肢に
なりうるものか?ということです。
この問題ではそうはなっていませんよね。
結果として、この選択肢は「知らない」と
無視して解答して良かったということです。
勿論、知らない選択肢の全てが正解になる
ものではないということではありません。
ただ、仮にそれが正解になったとしても、
「これは失点しても仕方のない問題だった」
と諦めがつくのではないでしょうか?
試験に限った話ではありませんが、
自分の知らないことを正しいと信じることは
警戒心などからあまりしないと思います。
しかし、試験という緊張する場面では、
このことがなぜか行われてしまうのですね。
「これは、自分がただ知らないだけの正しい
ことなのだろう。」という推量を元にして、
根拠もなく解答を選んでしまうのです。
ここは1つ、「試験では知っている知識だけ
を元にして解答する。」という自分の中での
ルールを厳密に設定しましょう。
そのために、まずはその知っている知識を
増やし、正確なものにすることが必要です。
基本&頻出事項の学習を飽きても尚繰り返す
ということを今後ぜひ実践してください。
試験では、極めて実務的な細かい内容が出題
されることもありますが、そうした選択肢を
冷静にスルーできるようにしたいですね。
今回も最後までご覧いただき、
ありがとうございました。
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