【社労士】合格マニュアルメールマガジン バックナンバー
| 日時 | タイトル |
|---|---|
| 2018/12/19(水) 19:00 | 【社労士】年末年始は一度立ち止まって |
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合格マニュアル メールマガジン
2018.12.19号
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-
こんにちは。
社労士受験コンサルタント・講師の
河西です。
忘年会シーズンも概ね
今週までといったところでしょうか?
いよいよ年の瀬も押し迫ってきましたね。
前々回と前回のメルマガでは、
年末年始の休暇を利用した学習計画について
書きました。
今日は少し趣向を変えて、私が受験生時代に
考えたことを通して、社労士試験の受験対策
を改めて考えてみたいと思います。
私は受験生時代、仕事の後、家に帰ってから
学習をしていて嫌気がさしてきたときに
よくつまらないことを考えたものでした。
「もし、自分に予知能力があって、試験問題
全問の一字一句を脳内再現できるならば、
それだけを学習して合格できるのに…」
皆さんも一度は考えたことがありませんか?
このことがもし可能ならば、
私は試験の1週間前になるまで
一切の学習をしなかったでしょう。
問題が未知の事項のオンパレードであっても
1週間あれば、その全てをネットで調べて
正解を探すことはできると思うからです。
この場合、学習期間は1週間、
推定得点は択一式65点以上・
選択式38点以上です。
正解の番号までが予知できれば、
学習そのものが必要ありませんね。
試験前日に、1.3.5.4.3.2…という風に、
機械的に何度も読み上げて
番号の並びを暗記するだけです。
この場合、学習期間は1日、
推定得点は覚え違いがなければ
択一式・選択式共に満点です。
しかし、自分にはこの予知能力が
備わっていないようでした。
それならば、学習をする他ありません。
そこで、次に考えたことが、最低限度の
努力で最大の効果を上げるためには
どうしたら良いかということでした。
「他の資格試験や検定試験などと同様に、
過去問の正答率を100%にまで
高めれば合格できるのではないか?」
「そうすれば、眠くなるテキストなど
辞書的に使えばそれで良いのではないか?」
そう考えたわけです。
実際にそのようにして合格できる試験が
あることを体験的に知っていたからです。
しかし、過去問だけを学習することによって
その正答率自体は上がっていきましたが、
実力がついてきた実感がないのです。
その原因は、当時利用していた受験予備校の
作成するオリジナルの練習問題で
うまく正解できないことにありました。
そのときに、本試験では過去問の範囲から
逸脱した問題が多く出題されるであろう
ことに不安を感じるようになりました。
そもそも、その年の法改正や統計資料、
白書の内容は、過去問に存在するわけが
ありません。
未出題事項が出題されることは当然です。
「これが本試験だったら絶対にアウトだ。」
過去問学習だけでは合格できないだろう
と考えた私が次に考えたこと。
それは、
「予備校や出版社の作る予想問題までを
全てカバーすれば、今度は合格点が
取れるのではないか?」
ということでした。
ここでも、あくまでもテキストは読まずに、
出題の全パターンを問題演習によって
マスターしようという考え方でした。
しかし、これは、大型の書店に行って
数種の問題集を手にとってみただけで、
実行することなくすぐに諦めました。
「問題パターンなんて、そもそも
いくらでも作りようがあるよな。」
「全パターンを制覇しようなどと考えても、
それはいくら時間があっても無理な話だし、
そのことにも意味がない。」
そう考えて、最後に目を向けたのが
各科目のテキストです。
「これって過去10年分の過去問の情報を
概ね包含したものだよね?」
そう気づきました。
過去問を学習した後だからこそ、
テキストは学習開始当初よりも
格段に早く読めるようになります。
それは、過去問との重複内容とそうでない
部分の峻別がつくようになるからです。
また、テキストには法改正内容も
最新の統計も記載があります。
社労士試験におけるテキストの位置付けは、
簡単に取れる民間団体主催の資格における
それとは異なります。
テキストを読む時間などはない!
という思いで、
動画講義や過去問学習を反復して
おられる方も多くいらっしゃるでしょう。
しかし、この年末年始に
そうした学習をそのまま継続する前に、
一度立ち止まってみませんか?
自分で信じた道を突き進むことは
大いに結構なことです。
ただ、ここで第三者の視点から
学習方法について考え直してみることもまた
謙虚で有用性の高い取り組みだと思います。
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合格マニュアル事務局
info@pass-manual.com
公式HP:https://pass-manual.com/
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社労士受験コンサルタント・講師の
河西です。
忘年会シーズンも概ね
今週までといったところでしょうか?
いよいよ年の瀬も押し迫ってきましたね。
前々回と前回のメルマガでは、
年末年始の休暇を利用した学習計画について
書きました。
今日は少し趣向を変えて、私が受験生時代に
考えたことを通して、社労士試験の受験対策
を改めて考えてみたいと思います。
私は受験生時代、仕事の後、家に帰ってから
学習をしていて嫌気がさしてきたときに
よくつまらないことを考えたものでした。
「もし、自分に予知能力があって、試験問題
全問の一字一句を脳内再現できるならば、
それだけを学習して合格できるのに…」
皆さんも一度は考えたことがありませんか?
このことがもし可能ならば、
私は試験の1週間前になるまで
一切の学習をしなかったでしょう。
問題が未知の事項のオンパレードであっても
1週間あれば、その全てをネットで調べて
正解を探すことはできると思うからです。
この場合、学習期間は1週間、
推定得点は択一式65点以上・
選択式38点以上です。
正解の番号までが予知できれば、
学習そのものが必要ありませんね。
試験前日に、1.3.5.4.3.2…という風に、
機械的に何度も読み上げて
番号の並びを暗記するだけです。
この場合、学習期間は1日、
推定得点は覚え違いがなければ
択一式・選択式共に満点です。
しかし、自分にはこの予知能力が
備わっていないようでした。
それならば、学習をする他ありません。
そこで、次に考えたことが、最低限度の
努力で最大の効果を上げるためには
どうしたら良いかということでした。
「他の資格試験や検定試験などと同様に、
過去問の正答率を100%にまで
高めれば合格できるのではないか?」
「そうすれば、眠くなるテキストなど
辞書的に使えばそれで良いのではないか?」
そう考えたわけです。
実際にそのようにして合格できる試験が
あることを体験的に知っていたからです。
しかし、過去問だけを学習することによって
その正答率自体は上がっていきましたが、
実力がついてきた実感がないのです。
その原因は、当時利用していた受験予備校の
作成するオリジナルの練習問題で
うまく正解できないことにありました。
そのときに、本試験では過去問の範囲から
逸脱した問題が多く出題されるであろう
ことに不安を感じるようになりました。
そもそも、その年の法改正や統計資料、
白書の内容は、過去問に存在するわけが
ありません。
未出題事項が出題されることは当然です。
「これが本試験だったら絶対にアウトだ。」
過去問学習だけでは合格できないだろう
と考えた私が次に考えたこと。
それは、
「予備校や出版社の作る予想問題までを
全てカバーすれば、今度は合格点が
取れるのではないか?」
ということでした。
ここでも、あくまでもテキストは読まずに、
出題の全パターンを問題演習によって
マスターしようという考え方でした。
しかし、これは、大型の書店に行って
数種の問題集を手にとってみただけで、
実行することなくすぐに諦めました。
「問題パターンなんて、そもそも
いくらでも作りようがあるよな。」
「全パターンを制覇しようなどと考えても、
それはいくら時間があっても無理な話だし、
そのことにも意味がない。」
そう考えて、最後に目を向けたのが
各科目のテキストです。
「これって過去10年分の過去問の情報を
概ね包含したものだよね?」
そう気づきました。
過去問を学習した後だからこそ、
テキストは学習開始当初よりも
格段に早く読めるようになります。
それは、過去問との重複内容とそうでない
部分の峻別がつくようになるからです。
また、テキストには法改正内容も
最新の統計も記載があります。
社労士試験におけるテキストの位置付けは、
簡単に取れる民間団体主催の資格における
それとは異なります。
テキストを読む時間などはない!
という思いで、
動画講義や過去問学習を反復して
おられる方も多くいらっしゃるでしょう。
しかし、この年末年始に
そうした学習をそのまま継続する前に、
一度立ち止まってみませんか?
自分で信じた道を突き進むことは
大いに結構なことです。
ただ、ここで第三者の視点から
学習方法について考え直してみることもまた
謙虚で有用性の高い取り組みだと思います。
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